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モバイル社会研究所

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通信業界の直接の利害を離れ、自由独立の立場から、モバイルICTがもたらす光と影の両面を解明し、その成果を社会に還元することを目的とする、NTTドコモの社会科学系の研究所です。

第6章 安心・安全

モバイル社会白書Web版

1節 スマホ・ケータイのマナー
自身の行動,他者の気になる行動

◆ポイント◆

  • 「歩行中の利用」「食事中の利用」は,30代以下のスマホ・ケータイ所有者の過半数が行っている(資料6-2,資料6-3)。
  • 他者がスマホ・ケータイを使って「歩行中の利用」食事中の利用」をしていることを,50代以上の約半数が「気になる」と回答(資料6-5,資料6-6)。

[資料6-1]自身が公衆の面前でスマホ・ケータイを使って行っている行動(単一回答)

  • 「食事中の使用」「歩行中の使用」は4割以上が行っている。

[資料6-1]自身が公衆の面前でスマホ・ケータイを使って行っている行動(単一回答)

[資料6-2]自身が公衆の面前でスマホ・ケータイを使って行っている行動 ―歩行中の利用―[年代別](単一回答)

  • 年代が上がるに伴い,「行っていない」という割合は拡大し,40代以上で過半数となる。
  • 30代以下のスマホ・ケータイ所有者の過半数が行っていると回答。

[資料6-2]自身が公衆の面前でスマホ・ケータイを使って行っている行動 ―歩行中の利用―[年代別](単一回答)

[資料6-3]自身が公衆の面前でスマホ・ケータイを使って行っている行動 ―食事中の利用―[年代別](単一回答)

  • 歩行中の利用と同様に,年代が上がるに伴い「行っていない」という割合は拡大し,40代以上で過半数となる。
  • 30代以下のスマホ・ケータイ所有者の過半数が行っていると回答。

[資料6-3]自身が公衆の面前でスマホ・ケータイを使って行っている行動 ―食事中の利用―[年代別](単一回答)

[資料6-4]他者がスマホ・ケータイを使って行っている行動で気になること(単一回答)

  • 音や光に関する事項については,多くの人が「気になる」と回答。一方,端末を面前におくことや,「手持ちぶさたに端末をいじる」は,「見かけるが気にならない」という回答が多い。

[資料6-4]他者がスマホ・ケータイを使って行っている行動で気になること(単一回答)

[資料6-5]他者の歩行中のスマホ・ケータイの利用が気になるか[年代別](単一回答)

  • 年代が上がるに伴い「気になる」という割合が高まり,50代以上の約半数が「気になる」と回答。

[資料6-5]他者の歩行中のスマホ・ケータイの利用が気になるか[年代別](単一回答)

[資料6-6]他者の食事中のスマホ・ケータイの利用が気になるか[年代別](単一回答)

  • 年代が上がるに伴い「気になる」という割合が高まり,50代以上はおおよそ4割以上が「気になる」と回答。

[資料6-6]他者の食事中のスマホ・ケータイの利用が気になるか[年代別](単一回答)

2節 スマホ・ケータイのセキュリティ対策
セキュリティ対策内容,18歳未満のフィルタリング設定率

◆ポイント◆

  • スマホ・ケータイ利用者の4人に1人がセキュリティ対策を何もしておらず,その割合は60代以上になると4割に拡大(資料6-7,資料6-8)。
  • 18歳未満の子どもへのフィルタリング設定率は微増傾向で2019年では約3割(資料6-9)。

[資料6-7]スマホ・ケータイへのセキュリティ対策(単一回答)

  • 4人に1人がスマホ・ケータイから個人情報が漏れたり,悪用されないための対策を特に行っていない。

[資料6-7]スマホ・ケータイへのセキュリティ対策(単一回答)

[資料6-8]スマホ・ケータイへのセキュリティ対策[性年代別](単一回答)

  • 年代が高くなるに伴い対策を行っている割合は減少。

[資料6-8]スマホ・ケータイへのセキュリティ対策[性年代別](単一回答)

[資料6-8]スマホ・ケータイへのセキュリティ対策[性年代別](単一回答)

[資料6-9]フィルタリング設定率の年次推移(単一回答)

  • フィルタリング設定率はやや増加傾向であり2019年では約3割。

[資料6-9]フィルタリング設定率の年次推移(単一回答)

3節 災害への備え
モバイルバッテリー準備率,安否確認サービスの認知率

◆ポイント◆

  • 非常用持ち出し袋や水・食糧などの備えは,年代が上がるに伴い増加の傾向だが,モバイルバッテリーは年代が上がるに伴い減少の傾向(資料6-11)。
  • 年代が上がるに伴い,避難行動について対策をしている割合は高まるが,10~30代で「避難所を知っている」とした割合は4~5割(資料6-14)。
  • 「災害用伝言ダイヤル」の認知率は約6割。東日本大震災後の2012年,全国的な気象災害のあった2017年の後に認知が拡大(資料6-15)。

[資料6-10]災害時の備えの年次推移(複数回答)

  • 何も準備していない人は2018年からやや減少し約4割。
  • 「スマホ・ケータイ用モバイルバッテリー」の準備をしている人は,2018年から微増し約2割。

[資料6-10]災害時の備えの年次推移(複数回答)

[資料6-11]災害時の備え[性年代別](複数回答)

  • 年代が上がるに伴い,各種備えの割合は高まるが,「スマホ・ケータイ用モバイルバッテリー」は減少傾向。

[資料6-11]災害時の備え[性年代別](複数回答)

[資料6-11]災害時の備え[性年代別](複数回答)

[資料6-12](再掲)避難時の所持品(複数回答)

  • 東日本大震災の津波被害により,自宅以外の場所に避難された方が所持していたのは「財布・重要書類」よりも「ケータイ」の割合が高い。

[資料6-12](再掲)避難時の所持品(複数回答)

[資料6-13]避難行動の認識の年次推移(複数回答)

  • 「避難所を知っている」と回答した人は65%。

[資料6-13]避難行動の認識の年次推移(複数回答)

[資料6-14]避難行動の認識[年代別](複数回答)

  • 年代が上がるに伴い,避難行動について対策をしている割合は高まる。10~30代で「避難所を知っている」は4~5割であり40代以上と比べて低い。

[資料6-14]避難行動の認識[年代別](複数回答)

[資料6-15]災害時の安否確認サービスの認知率の年次推移

  • 「災害用伝言ダイヤル」の認知率は2019年では約6割。
  • 認知率は東日本大震災後の2012年,全国的な気象災害のあった2017年後に拡大。

[資料6-15]災害時の安否確認サービスの認知率の年次推移

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