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モバイル社会研究所

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通信業界の直接の利害を離れ、自由独立の立場から、モバイルICTがもたらす光と影の両面を解明し、その成果を社会に還元することを目的とする、NTTドコモの社会科学系の研究所です。

【ライフスタイル】
10~30代の過半数は食事中・歩行中にスマホ・ケータイを使用も10代は昨年より減少
(2020年5月20日)

調査・研究~モバイル社会研究所で実施している調査・研究テーマのご紹介~

ポイント

  • 食事中・歩行中のスマホ・ケータイの使用は4割が行っている。
  • 10~30代の過半数は食事中・歩行中に使用しているが10代は昨年より減少。

1.調査結果

1-1. 自身が公衆の面前でスマホ・ケータイを使って行っている行動 ―食事中・歩行中の使用は4割が行っている―

本レポートでは、モバイル社会研究所が毎年行っているスマホ・ケータイのマナーに関する調査結果を紹介します。

2020年1月に全国の15~79歳の男女に、「自身が公衆の面前でスマホ・ケータイを使って行っている行動」を伺った結果は、図1になります。「食事中の使用」「歩行中の使用」いずれも4割以上が行っていると回答をしていました。2019年調査と比較すると、大きな差は見られませんでした。


図1.自身が公衆の面前でスマホ・ケータイを使って行っている行動の年次推移
[調査対象:スマホ・ケータイ所有者が回答]


1-2.年代別の経年比較 ―10~30代の過半数は食事中・歩行中に使用しているが10代は昨年より減少―

続いて、1-1の結果を年代別にみたところ、年代が上がるにつれ行っていると答えた割合は減少傾向にありました。10~30代の過半数が食事中・歩行中に使用しており、「気にせず行う」の割合も40代以上の割合と比べると比較的高い傾向が見られました。

2019年と比べると、「歩行中の使用」「食事中の使用」ともに20代以上で行っている割合が上昇傾向にありましたが、10代では「歩行中の使用」を行っている割合が2019年より約8ポイント減少し、「食事中の使用」は約7ポイント減少していました。


図2. 自身が公衆の面前でスマホ・ケータイを使って行っている行動の年次推移(年代別)
[調査対象:スマホ・ケータイ所有者が回答]

モバイル社会研究所では、小中学生の方が安心・安全にスマートフォンを利用していただくためのガイドや、親子間のルール作りのポイント、スマホ・ケータイ安全教室のご案内を下記のURL で公開しています。ぜひご家庭・学校でご活用下さい。
https://www.nttdocomo.co.jp/corporate/csr/safety/

2.調査概要 ―「2019-2020年一般向けモバイル動向調査」―

調査方法 ウェブ調査
調査エリア 全国
調査対象者 15~79歳の男女
標本抽出法 性別・年代(5歳刻み)・地域区分のセグメントで日本の人口分布に比例して割り付け
サンプリング 6,925(2020年1月), 6,926(2019年1月)

問い合わせ先

本レポートのお問い合わせについては、「お問い合わせページ」でご確認ください。


モバイル社会研究所では、「スマホ・ケータイ」の所有状況を経年で独自に調査した結果を『ケータイ社会白書』として下記のURLで公開しています。ぜひご活用下さい。
https://www.moba-ken.jp/whitepaper/

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