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モバイル社会研究所

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通信業界の直接の利害を離れ、自由独立の立場から、モバイルICTがもたらす光と影の両面を解明し、その成果を社会に還元することを目的とする、NTTドコモの社会科学系の研究所です。

【サービス】
インスタグラム利用は女性10代で8割超え、毎日利用1位は大分県で86.4%
(2021年2月19日)

調査・研究~モバイル社会研究所で実施している調査・研究テーマのご紹介~

ポイント

  • スマホ・ケータイ所有者のインスタグラムを利用しているのは女性10代80.4%、女性20代75.9%
  • 若年層ほど毎日インスタグラムを利用しており、シニア層は1週間に1回未満の利用が多かった
  • 都道府県別ではインスタグラムを毎日利用しているのは大分県が1位で、次いで茨城県、山口県

調査結果

NTTドコモ モバイル社会研究所では、2020年1月にスマホ・ケータイ所有者のインスタグラムの利用動向について調査を実施しました。

1.インスタ利用は女性10代8割超、女性20代で7割超:若年層ほど毎日利用

 スマホ・ケータイ所有者のうちインスタグラムを利用(閲覧および発信)しているのは男女全体で29.8%でした。若年層ほど利用している率が高く、年代が高くなるにつれて利用している率が減少しています。特に女性10代は80.4%、女性20代は75.9%と高かったです(表1)。

また、インスタグラムを利用している人のうち、毎日利用している人が63.4%でした。こちらも若年層ほど毎日利用している割合が高く、女性10代で85.4%、女性20代で75.9%、男性10代73.5%、男性20代で75.5%が毎日利用しています。一方でインスタグラムを利用しているシニア層は毎日ではないが利用している人の方が多かったです(表2)。

表1.スマホ・ケータイ所有者のインスタグラム利用率調査
[調査対象:全国・15~79歳男女・単一回答]

(注)枠が赤いほど割合が高く、青いほど低い。
出所:2020年一般向けモバイル動向調査


表2.スマホ・ケータイ所有者の男女別インスタグラム利用頻度調査
[調査対象:全国・15~79歳男女・単一回答]

(注)枠が赤いほど割合が高く、青いほど低い。
出所:2020年一般向けモバイル動向調査

2.インスタグラム毎日利用の1位は大分県で86.4%:次いで茨城県、山口県

スマホ・ケータイ所有者のうちインスタグラムを利用(閲覧および発信)を都道府県別に見てみますと、毎日利用しているのは1位が大分県で86.4%、次いで茨城県(82.4%)、山口県(80.0%)となりました(表3)。

表3.スマホ・ケータイ所有者の都道府県別インスタグラム利用頻度(毎日利用)調査
[調査対象:全国・15~79歳男女・単一回答]

(注)枠が赤いほど割合が高く、青いほど低い。
出所:2020年一般向けモバイル動向調査

若年層を中心にインスタグラムの利用が根付いてきましたが、今後インスタグラムの利用動向がどのように変化していくかを引き続き調査していきたいと思います。

調査概要 ―「2020年一般向けモバイル動向調査」―

調査方法 Web
調査対象 全国・15~79歳男女
有効回答数 6925
サンプリング QUOTA SAMPLING、性別・年齢(5歳刻み)・都道府県のセグメントで日本の人口分布に比例して割付。
調査時期 2020年1月

問い合わせ先

本レポートのお問い合わせについては、「お問い合わせページ」でご確認ください。


モバイル社会研究所では、「スマホ・ケータイ」の所有状況を経年で独自に調査した結果を『ケータイ社会白書』として下記のURLで公開しています。ぜひご活用下さい。
https://www.moba-ken.jp/whitepaper/index.html

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