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モバイル社会研究所

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通信業界の直接の利害を離れ、自由独立の立場から、モバイルICTがもたらす光と影の両面を解明し、その成果を社会に還元することを目的とする、NTTドコモの社会科学系の研究所です。

【ライフスタイル】
日常的に利用するアプリの数「5個以上」が全体の6割を超える
(2022年4月27日)

調査・研究~モバイル社会研究所で実施している調査・研究テーマのご紹介~

ポイント

  • スマホアプリのダウンロード数は若年層ほど多い傾向。20代以下の約半数が20個以上のアプリをダウンロード。
  • 日常的に利用するアプリの数も若年層ほど多い傾向。
  • 5個以上のアプリを日常的に使う人が全体の6割を超える。

調査結果

NTTドコモ モバイル社会研究所では、2022年2月にスマートフォン利用者を対象としたアプリの利用動向に関して調査を実施しました。

1. スマホアプリのダウンロード数は若年層ほど多い傾向

スマートフォンの中にある自身でダウンロードしたアプリの数を調査したところ、10個以上と回答した割合が全体の6割超、その中でも20個以上と回答した割合が3割を超えていました。特に若年層ほどアプリのダウンロード数が多い割合が高く、20代以下の約半数が20個以上のアプリをダウンロードしていることが明らかになりました。一方で、60代で約2割、70代で約3割が自分でダウンロードしたアプリは4個以下、もしくはダウンロードしていないことがわかりました。

図1. 自身でダウンロードしたアプリの数
[調査対象:全国・15~79歳男女・n=6,272]

出所:2022年スマホ利用者行動調査



2. 日常的に利用するアプリの数は「5個以上」が全体の6割を超える

次に、スマートフォンに入っているアプリの中で、日常的に(ほぼ毎日)使うアプリの数を調査したところ、全体の6割を超える人が日常的に5個以上のアプリを使用すると回答していました。こちらもアプリのダウンロード数と同じように、若年層のほうが利用する数が多い傾向があり、30代以下では約3割が10個以上のアプリを日常的に使用していると回答していました。

年代の違いによって、スマホアプリの利用傾向が異なることがわかりました。引き続きスマホアプリの利用に関連する動向を調査していきたいと思います。

図2. 日常的に使うアプリの数
[調査対象:全国・15~79歳・男女・n=6,272]

出所:2022年スマホ利用者行動調査

調査概要 ―「2022年 スマホ利用者行動調査」―

調査方法 Web
調査対象 全国・15~79歳男女
有効回答数 6,272
サンプリング QUOTA SAMPLING、性別・年齢(5歳刻み)・都道府県のセグメントで日本の人口分布に比例して割付しスマホ所有率を調査。調査結果からスマホ所有者比率に比例して再割付を実施。
調査時期 2022年2月

問い合わせ先

本レポートのお問い合わせについては、「お問い合わせページ」でご確認ください。


モバイル社会研究所では、「スマホ・ケータイ」の所有状況を経年で独自に調査した結果を『ケータイ社会白書』として下記のURLで公開しています。ぜひご活用下さい。
https://www.moba-ken.jp/whitepaper/

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