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モバイル社会研究所

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通信業界の直接の利害を離れ、自由独立の立場から、モバイルICTがもたらす光と影の両面を解明し、その成果を社会に還元することを目的とする、NTTドコモの社会科学系の研究所です。

【ライフスタイル】
10代女性の3人に1人はTwitter、Instagramを3アカウント以上所有
(2021年5月13日)

調査・研究~モバイル社会研究所で実施している調査・研究テーマのご紹介~

ポイント

  • 「Google」「LINE」「Yahoo! Japan」「楽天」「Amazon」は過半数がアカウント所有。
  • 10代女性の3人に1人はTwitter、Instagramを3アカウント以上所有。

調査結果

1-1.「Google」「LINE」「Yahoo! Japan」「楽天」「Amazon」は過半数がアカウント所有

今回は、ICTサービス利用と関連の深いアカウントの所有状況をご紹介します。モバイルICTサービスに関連する8サービスについてアカウント所有状況を伺いました。

調査は2021年1月に全国の15~79歳の男女に、「以下それぞれのアカウントを何個持っていますか」と伺いました。その結果、アカウント所有率は多い順に「Googleアカウント(77.8%)」「LINEアカウント(75.4%)」「Yahoo! Japan ID(73.3%)」「楽天ユーザID(66.3%)」「Amazonアカウント(60.6%)」「Twitterアカウント(44.6%)」「Apple ID(44.5%)」「Instagramアカウント(38.5%)」となっておりました。

アカウントを二つ以上所有している人の割合は多い順に「Googleアカウント(16.1%)」「Twitterアカウント(11.9%)」「Instagramアカウント(8.1%)」でした。

図1.アカウント所有率
[調査対象:全国の15~79歳男女が回答]

アカウント所有率を性年代別にみると、Googleアカウント、LINEアカウント、Yahoo! Japan IDなどのメールやメッセージサービスのアカウント所有率が比較的どの世代でも高い結果となりました。Twitter、Instagramなどのソーシャルメディアのアカウント所持率は年代差が大きい傾向も見られました。


図2. アカウント所有率(性年代別)
[調査対象:全国の15~79歳男女が回答]

1-2. 10代女性の3人に1人はTwitter, Instagramを3アカウント以上所有

続いて、複数のアカウントを持っている割合が比較的高かった「Google」「Instagram」「Twitter」について、所持しているアカウントの数を性年代別に集計しました。

その結果、いずれのアカウントも10代、20代で複数のアカウントを持っている傾向がみられ、10代男性の過半数が「Googleアカウント」を複数持っており、10代女性の3人に1人は「Twitterアカウント」「Instagramアカウント」を3アカウント以上持っていると回答をしていました。若年層は、各アカウントを所有するだけでなく、目的に応じて複数のアカウントを使い分けていることが伺えます。

Googleアカウントを複数所有している理由の一つとして、用途によってメールアドレスを複数取得し、使い分けている可能性が考えられます。また、TwitterやInstagramはアカウント毎に趣味のジャンル分けをする用途などで使われる可能性が考えられます。

図3. Google、Twitter、Instagramのアカウント所有数(性年代別)
[調査対象:全国在住の15~79歳の男女]


調査概要 ―「2021年一般向けモバイル動向調査」―

調査方法 Web
調査対象 全国・15~79歳男女
有効回答数 8,837
サンプリング QUOTA SAMPLING、性別・年齢(5歳刻み)・都道府県のセグメントで日本の人口分布に比例して割付。
調査時期 2021年1月

問い合わせ先

本レポートのお問い合わせについては、「お問い合わせページ」でご確認ください。


モバイル社会研究所では、「スマホ・ケータイ」の所有状況を経年で独自に調査した結果を『ケータイ社会白書』として下記のURLで公開しています。ぜひご活用下さい。
https://www.moba-ken.jp/whitepaper/

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