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モバイル社会研究所

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通信業界の直接の利害を離れ、自由独立の立場から、モバイルICTがもたらす光と影の両面を解明し、その成果を社会に還元することを目的とする、NTTドコモの社会科学系の研究所です。

【ライフスタイル】
これからもテレワーク?出勤に戻す? 「基本的に出勤だが、不定期にテレワークを利用したい」約3割
(2023年12月26日)

調査・研究~モバイル社会研究所で実施している調査・研究テーマのご紹介~

ポイント

  • 今後のテレワーク頻度の希望「基本的に出勤だが、不定期にテレワークを利用したい」約3割
  • 日常からテレワークと出勤を併用している人の約4割、「基本的に出勤だが、不定期にテレワークを利用したい」
  • 日常から頻繁にテレワークをしている人の約6割、これからも「全てテレワークを利用したい」

調査結果

NTTドコモ モバイル社会研究所では、2023年2月にテレワークに関する調査を実施しました。

1. 今後のテレワーク頻度の希望「基本的に出勤だが、不定期にテレワークを利用」約3割

勤務先でテレワークの制度がある方に対して「今後、どの程度の頻度でテレワークを行いたいですか?」と調査しました。

今後も「全てテレワークを利用したい」という方は2022年2月には14.3%でしたが、2023年2月には13.3%と微減しました。

「基本的に出勤だが、不定期にテレワークを利用したい」という方が2022年では15%でしたが、2023年には25.5%まで増加しました。

「テレワーク中心(50%以上)で、定期的に出勤を併用したい」という方は、2022年2月には21.4%でしたが、2023年2月には17.3%と減少しました。

「職場はテレワーク可能だが、利用したくない」という方は、2022年2月は6.8%でしたが、2023年2月には9.6%となりました。

図1. 男女別テレワーク頻度の希望(2022年~2023年)
[調査対象:全国・15~79歳男女]

2. 日常から頻繁にテレワークをしている人の約6割、これからも「全てテレワークを利用したい」

続けて、勤務先にテレワーク制度がある方でテレワーク実施の頻度別に、今後もテレワークか出勤かの希望を調査しました。

「テレワークを月1回未満」と日常でのテレワークの頻度が少ない方は、今後も「基本的に出勤だが、不定期にテレワークを利用したい」が約5割でした。

「テレワークを週に2~3日」と日常からテレワークと出勤を併用している方は、今後は「基本的に出勤だが、不定期にテレワークを利用したい」が約4割でした。

「テレワークを週に4~6日」と日常でのテレワーク頻度が多い方は、今後も「全てテレワークをしたい」が約6割、「テレワーク中心(50%以上)で定期的に出勤を併用したい」が約3割でした。

図2. 地域別テレワーク実施率(2023年)
[調査対象:全国・15~79歳男女・n=1327]

モバイル社会研究所では2023年10月に「モバイル社会白書2023年版」を公開しました。4章で、テレワークなどコロナ禍以降のニューノーマルでの生活や意識に関する様々な調査結果を掲載しています。是非ご覧ください。

調査概要

―「2022年次世代ライフスタイル調査」―

調査方法 Web
調査対象 全国・15~79歳男女
有効回答数 6240
サンプリング QUOTA SAMPLING、性別・年齢(5歳刻み)・都道府県のセグメントで日本の人口分布に比例して割付。
調査時期 2022年2月

―「2023年次世代ライフスタイル調査」―

調査方法 Web
調査対象 全国・15~79歳男女
有効回答数 6151
サンプリング QUOTA SAMPLING、性別・年齢(5歳刻み)・都道府県のセグメントで日本の人口分布に比例して割付
調査時期 2023年2月

問い合わせ先

本レポートのお問い合わせについては、「お問い合わせページ」でご確認ください。


モバイル社会研究所では、「スマホ・ケータイ」の所有状況を経年で独自に調査した結果を『ケータイ社会白書』として下記のURLで公開しています。ぜひご活用下さい。
https://www.moba-ken.jp/whitepaper/

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