水越先生が担当しているコア研究「モバイル・メディアの文化とリテラシーをめぐるソシオ・メディア研究」 は、東京大学大学院情報学環メルプロジェクト
(Media Expression,Learning and Literacy Project)を知的バックボーンとして研究を展開中です。
メルプロジェクトでは毎月一回、 誰もが無料で参加できる(事前登録不要)公開研究会を開催しており、今回はモバイル研究と関係した下記のようなテーマの会合を持つこととなりました。
世界各国での滞在経験があるアスケさん。1970年代の日本を始め、インド、イギリス、ノルウェーなど各国のメディア事情をわかりやすく、インパクトのあるプレゼンテーションによって説明していただきました。
通訳を兼ねて解説をしてくださる水越先生との連携で、アスケさんによる多様なメディア研究の一端を伺い知ります。会場は開始後まもなく満席となりました。
最新機種である SH901iCを使い、京都の大徳寺の高画質の写真を撮影し、デンマークの知人に送ってコミュニケーションを行います。
アスケさんは、このような使い方をするようになった携帯電話はもはや「電話」とはいえず、ある種の「コミュニケーションシステム」であると述べます。携帯電話の持つポテンシャル、新しい市民メディアとしての可能性に注目しているとのこと。プレゼンテーションの最後には、ご自分で作られた携帯電話用の三脚も紹介されました。
海外と日本でのメディア利用は似て非なる部分があります。今後は、それぞれの国における特有の文化を活かしながら、メディアの持つポテンシャルを最大化する。その上で活用する、という取り組みが欠かせないものになると考えられます。
来月にはメルプロジェクトのシンポジウムが開催される予定。詳しくは、 http://mell.jp にてご確認ください。
(2005年1月24日)