子どもたちと考える未来のユビキタス社会

2030年のモバイル社会ビジョン

モバイル社会研究所では、2006年10月より2007年2月まで全3回にわたり、千代田区立九段中等教育学校の総合的な学習の時間「都市文化」教育に参画いたしました。 地域の学校とのコラボで実現したこの活動では、中学1年生8名(1班4人編成)にモバイルに関する課題を提示し、未来のユビキタス社会を一緒に考えました。
以下に、生徒たちの調査に取り組む様子や研究発表の成果をご紹介いたします。

※ 2006年7月に行われた「キャリア講演会」のもようはこちら


第1回:オリエンテーション 2006年10月27日

この日は、両国にあるNTTドコモ歴史展示スクエアを訪問し、携帯電話の歴史について学びました。

第1回オリエンテーション写真01第1回オリエンテーション写真02

携帯電話の進化の過程を追いながら年代ごとの展示物を見学した後、当研究所から各班に課題を出しました。

第1回オリエンテーション写真03第1回オリエンテーション写真04

1班の課題:

「大人になる頃に実現していると嬉しいケータイ」

を考えてサービスの企画書を作ってきて下さい。その際、文章だけでなく、必ずイメージの絵を描いてきて下さい。

「大人になる頃に実現していると嬉しいケータイ」画像

2班の課題:

「大人になる頃に実現していて欲しいモバイルコミュニケーション」

を考えてサービスの企画書を作ってきて下さい。その際、文章だけでなく、必ずイメージの絵を描いてきて下さい。

「大人になる頃に実現していて欲しいモバイルコミュニケーション」画像

第2回:中間発表 2006年12月8日

中間発表では、実際に当研究所へお越しいただき、これまでのアイデア等について意見交換をしていただきました。
以下に、校内で行った1班のアンケート結果をご報告いたします。

「大人になる頃に実現していると嬉しいケータイ」アンケート結果円グラフ

「大人になる頃に実現していると
嬉しいケータイ」
— アンケート結果 —

  • 落とした物の場所が分かる
  • 行きたいところの状況が分かる
  • 画面に映った物が立体に見える
  • 形が自由に変えられる
  • 話相手の感触が伝わる
  • 話相手の味が伝わる
  • その他

(上位より記述)

モバイル社会研究所からは、アイディアを膨らませて考えるヒントについてアドバイスをしました。


第3回:最終報告 2007年2月9日

最終報告では、当研究所にてプレゼンテーションをしていただきました。
中間報告でのアドバイスを活かしたユニークな内容で、発表の段取りも素晴らしい出来に驚きました。

※ 以下のコンテンツをご覧になるには、プラグインが必要です。

2班の感想

最初に出した案は、10年以内にできそうなモノばかりで考えが浅かったと思いました。その時に、企業の人たちは大変な思いをしてつくっているということを実感しました。 しかし新しい案は、今までのモノよりも未来を重視して考えられたのでよかったと思います。今回の「都市文化」で、普段何気なく使っているモノでもたくさんの人たちが苦労して作っていることが勉強できてよかったです。


数日後、生徒たちからお便りを拝受いたしました。その一部をご紹介いたします。

  • 今回私は、「企業」と「企業の方々」とのふれあい、連携を通じていろいろなことを学ばせていただきました。まず最初に、“考えを実現させるのはとても難しい”ということです。中間報告の時にもっていった案は簡単すぎで、アドバイスよりもショックのほうが私にとって大きかったです。しかし、そのショックがばねとなり、班四人が一丸となって考えることができました。
  • NTT DoCoMo様から教えて頂いたことは、今の会社は、ある商品が発売され、その商品を改善へ改善へとされる社会があるということ。また想像をふくらませることです。十年後、二十年後、どのような社会ができ、どのような暮らしをしているのか楽しみになりました。今後、社会の動き、改善と向き合っていきたいです。
  • 私がNTTドコモ様から学んだことは、「未来は何が起こるか分からない」ということと、「あきらめない」ということです。課題を追究している時、度々あきらめてしまうことがあったのですが、あきらめてはいけないという強い気持ちが必要ということを教わりました。
  • NTTドコモ様から頂いた課題は、わたしたちにとって、初めはとても難しく感じるものでありましたが、中間報告の際、解決へのヒントを頂き、想像をふくらますことができました。それにより想像力や考える力が身につくと同時に、企業の方々が新しいモノをつくるときの苦労、また楽しさを実感することができました。

お便りの拡大ページはこちら

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