携帯電話不正利用の予防に関する研究:法律・制度論(知的財産)

04-02

あなたは、コンビニエンスストアーで立ち読みをしていた雑誌に面白い記事が載っていたのでメモ代わりにケータイのカメラで写真を撮りました……。実はこれは「デジタル万引き」という問題行為なのです。デジタルカメラ、2次元コードリーダー、FeliCa(非接触IC)、携帯電話にはそれ自身が本来持っている通話機能とは全く関係がなかった新しい技術が次々と融合しています。これら技術革新によって世の中は益々便利になる一方で、意図しなかった利用方法によって問題が引き起こされることが出てきました。

先の「デジタル万引き」の問題でも、雑誌社やコンビニエンスストアーにとっては、売れるはずだった雑誌が売れなかったことになります。

このような利用方法が過度に行き過ぎた場合、世の中のコンビニエンスストアーから雑誌コーナーが無くなってしまうということになるかもしれません。それは社会全体にとって好ましくないことだと思います。

携帯電話は世の中に広く普及した日常ツールであるが故に、その量が質に転化する形で生じた問題の社会的影響が大きくなります。つまり、デジタルカメラによるデジタル万引きと、ケータイによる「デジタル万引き」では社会的なインパクトが大きく異なると言うことです。

そこで、ケータイの不正な利用方法、すなわち「悪用」を、今後提供予定の機能やサービスに即してリアル・タイムで捉え、法の側面などから予め適切な対応策を考案することによって、「悪用」が社会にもたらすマイナスの効果を極小化するための研究活動を行っていきます。

研究者紹介

中間報告

報告レポート

  • 第一回理事会報告をもとに再構成しております。
  • 文責・モバイル社会研究所・企画担当。
  • ※敬称略