ネットいじめ、プロフ、ケータイ依存、出会い系サイト、ケータイ小説、
学校裏サイト、フィルタリング、30分ルール・・・・・・
お父さん!お母さん! 「本当のこと」知ってますか?
子どもたちが社会に巣立っていく次の十年は、「群衆の叡智」が世の中を動かすようになると言われており、人々の知恵や意見が集積される環境として、ネットワークに期待が寄せられています。
でも意外なことに、人々の知恵や意見が「群衆の叡智」に変わるには前提条件があることは、あまり知られていません。正しい情報がきちんと手に入り、世の中で人々が他者の違いを認め合い、それぞれの人々が周りの環境に流されずに判断できるという三つのことが、その前提条件であると考えられています。この本を手がかりに、ケータイを通じて他者を認め合うこと、自分で判断できることが子どもたちに自然に体得され、来るべき「群衆の叡智」時代に備えられるのであれば、それは素晴らしいことではないでしょうか。
一方、私たち大人も「子どもとケータイ」の関係に一人で悩む必要はありません。
保護者同士や、学校とのコミュニケーションの中で、ケータイという文明の利器を使いこなす叡智が培われていくことでしょう。そして、その姿が子どもたちの手本となるのです。
(本書「はじめに」より)
| 著者 | : | 遊橋裕泰・宮島理・堀口瑞穂・田島正広・ 上沼紫野・遠藤由紀子・榎本竜二・鎌田真樹子 |
| 監修 | : | モバイル社会研究所 |
| 発行所 | : | リックテレコム ISBN978-4-89797-792-8 |
| 発行日 | : | 2008年7月16日 |
| 定価 | : | 1,400円+税 |
- 本書は、「子どもにケータイを持たせようか悩んでいる」、「ケータイを持たせているのが不安だ」、そんな子どもの心配をしている大人に読んでもらうための本です。
- 「ケータイなら私も使っているけど、何を心配しているの?」、そんな皆さんにケータイの特徴を知ってもらうため、良い面も悪い面も説明していきます。
- そして、「ケータイの情報は有害だ」と危惧される方に、子どもたちが成長過程でこのメディアと向き合っていくためのポイントを明らかにしたいと思います。
第Ⅰ部 導入編:子どもたちが住むケータイの世界 (執筆:遊橋裕泰)
第Ⅱ部 速効編:Q&Aでわかる子どもとケータイの正しいつきあい方 (執筆:宮島理)
- トラブル回避のための基礎知識 (Q1~Q9)
- 人間関係にまつわるQ&A (Q10~Q14)
- お金とケータイに関するギモン、答えます! (Q15~Q18)
- 「ケータイ社会」ってなに? (Q19~Q25)
- 日常生活でのケータイ利用の注意点 (Q26~Q29)
- 知ると知らぬじゃ大違い!ケータイのセキュリティ (Q30~Q35)
第Ⅲ部 探求編:子どものために大人としてこれだけは知っておこう
- 子どもの世界とメディア観 (執筆:遊橋裕泰)
- 子どもにケータイは必要か (執筆:堀口瑞穂)
- ケータイを持たせる前の三か条 (執筆:堀口瑞穂)
- ケータイを持たせるときの注意点 (執筆:堀口瑞穂)
- 事例研究 思春期を迎えた子どもとケータイ (編集:リックテレコム編集部)
- 子どものための13のサポート方法 (執筆:宮島理)
- 次代につなぐ大人の責任 (執筆:宮島理)
- 情報社会はどこに向かうのか? (執筆:遊橋裕泰)
最前線からの「こえ」
- 情報教育の現場から (執筆:榎本竜二)
- 遊びの場を提供する側の責任 (執筆:鎌田真樹子)
【コラム】 子どもたちのケータイの新ジョーシキ
- プロフ (執筆:遠藤由紀子)
- メールに関するマナーについて (執筆:上沼紫野)
【コラム】 おさえておきたい 法律知識
- ネット上の投稿が名誉毀損となる場合 (執筆:田島正広)
- アップの前にちょっと待って!プライバシー権・肖像権は大丈夫? (執筆:遠藤由紀子)
- ケータイでも「著作権」「パブリシティ権」侵害には要注意! (執筆:遠藤由紀子)
- 子どものケータイを親が見てもいいの? (執筆:田島正広)
- 学校による携帯電話所持の制限の限界 (執筆:田島正広)
- 子どもの高額ケータイ利用料~支払う義務はあるのか?~ (執筆:上沼紫野)
- 子どもの知る権利の保障とフィルタリング (執筆:田島正広)
- 出会い系サイトでは子どもだって処罰の対象になることも!? (執筆:上沼紫野)
- 学校裏サイトの管理者の責任は? (執筆:上沼紫野)
- 発言者をどう特定する? 「匿名」の陰から情報を引き出 (執筆:上沼紫野)
- オンラインショッピング・ネットオークションの留意点と心がけ (執筆:遠藤由紀子)
- ワンクリック詐欺 (執筆:遠藤由紀子)
- 国・地方公共団体による違法表現行為抑止の際の留意点 (執筆:田島正広)
※ 敬称表記は省略させて頂いております。