【シニア】
スマホを使って健康増進普及には「きっかけ作り」が鍵(2017年8月7日)
調査・研究~モバイル社会研究所で実施している調査・研究テーマのご紹介~
現状では、シニアはスマホやパソコンなどを利用して「健康」に関するサービスの利用は少ないが、利用していないシニアも、どれ程意向(現在は使っていないが今後使いたい)を持っているか。
調査の結果は、以下の通り
- シニア全体の4分の1が健康サービスに使って見たい意向を持っている。
- 70代後半が最も利用・意向が高い。この結果は他のサービスと異なる。
- サービスの認知は3割。7割はあまりサービス自体を知らない。
- サービスを知っていて、使いたい意向はあるが、使わない理由「きっかけがない」
今回の調査よりICTで行う健康サービスへの利用意向は高かった。しかし、具体的なサービスについては7割が知らず、興味があるのに、認知が進んでいない状況が明らかになる。さらにサービスを知っている3割の人の多くは「きっかけ」がなかったことが理由に挙げた。この結果をみるとサービスが今後広がりを見せるには、やはりリアルの場(スマホの販売店・公共施設など)での「きっかけ作り」が必要ではないだろうか。
レポート[PDF)では、①シニアの健康サービスの利用・意向状況②年代別シニアの健康サービスの利用・意向状況③健康サービスの認知度④健康サービスを使わない理由をデータで解説。
健康サービスを使わない理由(スマホ利用者を対象)
シニアレポート(2017年8月7日)[PDF形式:267KB]
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