テーマは「モバイル社会の生活の質と安全」です。
情報社会の発展と、携帯電話をはじめとするモバイル・メディアの普及によって、私たちはより広範囲に、より高い密度で繋がるようになりました。一人ひとりの活動範囲が広がりを持ち、それに伴って様々な変化を経験するようになっています。
デジタル化の進行は情報の保存形式や伝達方式に変化をもたらしました。大量の情報を簡便に蓄積し、必要な物だけを入手したり、またそれらを広く共有したりすることが可能になっています。
また、携帯電話の普及は個人間の相対的な距離を縮め、アクセシビリティを高めました。相互に緊密なコミュニケーションが維持されており、この環境を活用した緊急時利用のシステム開発も模索されています。
このような状況の中で、私たちの生活において「便利になった」と感じる機会はより増えています。しかし、これらの便利さとの付き合い方には注意を要します。例えば社会的なルール。情報技術の発展やデジタル化の普及など社会背景の変化に適応しながら、規範やルール自体も変わる必要があるのではないでしょうか。
利便性が向上していく中で、生活の変容を見極め、そこの安心・安全は確保されているのかを考える―― このような問題意識をもって、シンポジウムの議論を展開したいと考えています。
皆様のご参加をお待ちしております。