
「Web 2.0」という言葉と共に、ネットワークでつながる人々の活動を新たな価値に転化する取り組みが注目を集めている。この流れは、ICT化がネットバブル以降に失っていた勢いを取り戻すための光明かもしれない。 だが一方で、ネットワークの世界での技術革新だけが先行し、現実の世界で活動している人達が、取り残されるかもしれないという漠然とした不安を抱えているのも事実ではないだろうか。
そこで、現実での活動と情報空間のデータとを、強力に結びつけるモバイル・メディアに注目することで、インターネット的「Web 2.0」世界の一歩先を行く、モバイル的「情報社会」の行方を探っていきたい。