電子マネー、企業ポイント、仮想通貨… 日本円という絶対的な存在だけではない、様々な交換価値がICTの進展を受けて登場してきています。多彩なバリューが提携ネットワークの中で形を変えながら浮動し、バリューを媒介するツールもICカードやケータイと様々です。
この新しい交換価値を 「モバイルバリュー」と名付け、価値の体系全体を捉え直し、今後の社会の展望を切り拓きます。
| 執筆者 |
: |
赤鹿秀樹・水越康介・ 安田洋祐・矢野浩一 ・後藤洋樹・倉沢鉄也・藤山光雄・芭龍臣 |
| 編著者 |
: |
杉浦宣彦・遊橋裕泰・宮脇啓透 |
| 編者 |
: |
モバイル社会研究所 |
| 発行所 |
: |
中央経済社 ISBN978-4-502-66240-9 |
| 発行日 |
: |
2008年10月10日 |
| 定価 |
: |
2,600円+税 |
※ 敬称表記は省略させて頂いております。
まえがき
第1章 モバイルバリューの登場
- ケータイとモバイルバリュー
- ネットワーキングの妙
- 本書の構成
第2章 あなたの周りにあるモバイルバリュー
- 電子マネーのつながり
- 企業ポイントのつながり
- 仮想通貨のつながり
- モバイルバリューの広がり
第3章 モバイルバリューは社会を変えるか?
- モバイルバリューを広い視点から見てみよう
- 利用者同士をつなぐ「ネットワーク」
- 企業と利用者をつなぐ「ロックイン」
- 正のフィードバックが勝敗を決める!~電子マネーにおけるネットワーク外部性の実証分析
第4章 生活が変わる新サービス
- 「モバイルバリュー」で消費者のマネーライフは変わるのか?
- ケータイに「大事な持ち物」が全部乗るか
- バリューを「愛する」人たちバリュー人の登場
第5章 仮想通貨とネット・コミュニティ
- 仮想通貨を考える
- ネット・コミュニティの論理
- ネット・コミュニティの経済
- 現実へとつながりをみせる関係性
- 仮想通貨の今後
第6章 モバイルバリューで、できること、できないこと
- 電子マネーの技術規格
- 電子マネーのしくみ
- おサイフケータイのしくみ
- モバイルバリューによる、新しい可能性
第7章 モバイルバリューの決まりごと
- モバイルバリューと法制度との関係
- モバイルバリューの法的捉え方
- モバイルバリューはを決済手段として認知されるか?
- モバイルバリューでしてはいけないこと
- モバイルバリューの利用拡大のための法的課題
第8章 海外のモバイルバリュー
第9章 モバイルバリューの将来
- バリューの志向性と価値のパラダイムシフト
- 消費者保護の観点
- モバイルバリュー提供側の観点
- フロンティアを探る
あとがき
参考文献・参考資料